個性が伝わるコンサルティングサイトで、組織変革の「はじまり」をサポート
WiLL Institute株式会社さまのコーポレートサイトを制作させていただきました。WiLL Instituteさまは、5,000人を超える個人、200社以上の組織に向き合ってきた豊富な経験と知見をもとに、「個」から組織や社会に変革をもたらす教育・研修・組織コンサルティングを提供する企業です。コンサルティングや研修というと、どうしても“堅さ”や“ロジカルさ”が前面に出がちですが、WiLL Instituteさまはそこに「人のwill」や「熱量」を大切にする姿勢をプラスし、温かみとやわらかさをもって組織の成長をサポートしています。
制作のポイント:あたたかく、わかりやすく、行動を促すサイト設計
制作にあたっては、単なるコンサルティングのロジックではなく、「人となり」や「想い」を伝えることを第一に考えました。そのため、キービジュアルには人の温もりが伝わるイラストを用意し、ABOUTページでは実際の登壇動画掲載。WiLL Instituteさまの「現場感」や「人柄」が直感的に感じられる構成にしています。中小企業経営者や大手企業の人事部門など、明確に想定されるターゲットユーザーが「この人に任せたい」と思えるような、信頼性と共感性を兼ね備えたデザイン・コンテンツ設計を行いました。
オーダーメイド型研修の「見える化」
WiLL Instituteさまの特徴は、クライアントごとの課題や目的に応じたオーダーメイド型研修。そこで、どんなアウトプットが期待できるのか、どんなプロセスで進行するのかをわかりやすく示すフロー図や事例紹介をサイト内で明確化しています。「依頼したらどうなるの?」という不安を解消するため、研修例の提示、導入前後の変化、実施までのステップなど、直感的に理解できる工夫を凝らしました。
よくある質問(Q&A)で事前の疑問をクリアに
導入前には、費用・期間・対応可能な業種や組織規模など、さまざまな疑問が生まれます。そこで、よくある質問コーナーを設け、「こんな疑問に答えられるのかな?」という漠然とした不安をあらかじめ解消できるようなコンテンツを用意。初めて検討する方でも、サイト上での情報収集だけで安心感を得られる構造を目指しました。
検討度合いに合わせた導線設計:資料ダウンロードとお問い合わせフォーム
すぐに相談したい人もいれば、もう少し情報を集めてから検討したい人もいます。今回はそれぞれの検討フェーズに合わせて、2種類のフォームを設置しました。
資料ダウンロードフォーム:より詳細な資料を得ることで、ゆっくりと比較検討したり、社内共有をしたいユーザー向け。
お問い合わせフォーム:すでにニーズが明確で、具体的な相談や依頼を行いたいユーザー向け。
この2段階の導線により、幅広い検討ステージのユーザーが適切なアクションを起こしやすくなっています。
動画を活用した「人となり」の発信
トップページには登壇時の動画コンテンツを設置し、実際にコンサルタントや講師の方々がどのような表情で、どのような語り口でサポートしているのかが直感的に伝わるようにしました。テキスト情報では得られない「温度感」を、動画という手段で補足。これにより、閲覧者が実際に会って話しているような距離感で、WiLL Institute様のサービスや考え方に触れられます。
「人を大切にする」ブランドイメージとデザイン
全体のデザインは、ロジカルさや専門性の高さを伝えつつも、人と人が向き合う温かみを表現するため、余白を活かした柔らかなレイアウトと親しみやすいイラストを活用。クールな印象だけでなく、頼れるパートナーとしての安心感と親近感が同居するサイトに仕上げました。
まとめ
WiLL Instituteさまの新サイトは、長年にわたる多様な現場で培われたノウハウをわかりやすく整理し、温かみのあるビジュアルや動画、Q&Aコーナーなどを通して、人柄や価値観を余すことなく伝えます。オーダーメイド型研修やコンサルティングの流れ、期待できる成果といった情報も分かりやすく「見える化」し、検討段階に合わせたフォーム設置でスムーズなアクションをサポート。まさに、「論理」と「人間味」が融合する、コンサルティングサイトのあり方を形にしました。