秩父地域で数多くの温泉旅館や温浴施設を運営する秩父リゾートグループ様の、ブランディングを担当いたしました。
急成長のリゾートグループをクリエイティブで支えるプロジェクト
「ちちぶ温泉 はなのや」「星音の湯」等の、秩父地域で人気の旅館・温浴施設等を運営する秩父リゾート様は、品質の高い施設とサービスを展開し、じゃらんや楽天トラベルで常に上位にランクインする施設運営をされる会社様です。
現在、新規の施設を拡大しつつ、これまでに取り組めていなかったグループとしてのブランディングに着手をしたいとご相談いただきました。
実際のところ、じゃらんや楽天トラベルといったOTA(オンライントラベルエージェンシー)経由での予約で、ほぼ満室が続く状態でしたが、これまで以上の事業拡大にはブランド構築が必要と判断されてのプロジェクト発足でした。
最初に秩父リゾートのコンセプト作りを行いました。自分たちの宿や施設だけでなく、秩父地域全体が素敵な観光地として成長していけたらという思いを込めて、「秩父のすべてが、最高のリゾートに。」というコピーを作り、このコアコンセプトを中心に数々のクリエイティブに落とし込んでいく作業を進めました。
コンセプト作りの過程では、ペルソナやカスタマージャーニーを設計し、仮説から導いたペルソナに対して、自分たちのアイデンティティや提供価値を整理した上で、ロゴの制作なども行なっています。
また、「秩父のすべてが、最高のリゾートに。」のコンセプトを体現する企画の1つとして、秩父の観光情報を発信するオウンドメディア「秩父の全部リゾート化計画!」を立ち上げました。私を編集長として、地域のライターさんと共にスポットごとに丁寧に取材、コンテンツ化し、継続的に情報発信をしています。
コンセプトを作りそれらをビジュアルのクリエイティブに落とし込むことと、コンテンツを作り続けることの2軸で、継続的にブランドの構築を続けています。