背景と課題
約6年前に弊社にサイトリニューアルのご依頼をいただいたB-Bridge様。旧サイト(2019年制作)は「日本とシリコンバレーをつなぐ架け橋」というビジョンを提示できていた一方、
- サービス説明の抽象度が高く、具体イメージが湧きにくい
- 最新事例の掲載が煩雑で更新が滞りがち
- モバイル比率の増加に対し UIが旧世代設計
という課題を抱えていました。さらに「事例・実績」ページが縦長ブログ形式だったため、訪問者が自分に近いプロジェクトを探しづらいという声もありました。
制作のポイント
1. タグ×カードUIで“直感的に探せる事例辞書”へ
- 「インキュベーション」「人材育成」などサービスタグでフィルタリング。
- CMS側でタグをチェックするだけで自動分類されるため、担当者の更新負荷を最小化。
2. ビジュアルとコピーで“架け橋”を体感
- ファーストビューに「日本の小さな種火を、世界につなげる。」というタグラインを大胆に配置し、日の丸赤×カリフォルニアの夕陽グラデーションで“距離を越える熱”を視覚化。
3. ストーリーブロックで抽象サービスを具体化
- 各サービス冒頭に「どんな人に貢献できるか / どんなニーズに応えられるか」のペルソナ&課題セットを配置し、読み手の解像度をアップ。
4. リピート発注ならではの進化型情報設計
- 6年前の構造を“骨格”として活かしつつ、UIコンポーネントを全面刷新。
- 旧URLを活かしたリダイレクト設計でSEO資産を継承。
5. 日英ワンクリックスイッチ
- シリコンバレーの現地投資家・企業が読むことを想定し、英語版を同一URL階層で実装。
- 多言語切替切り替え時にタグ選択状態を保持し、ストレスのない閲覧体験を提供。
今後の展望
お客様ご自身で記事をアップしやすい仕組みとしたため、今後はさらにコンテンツを充実させていただけると存じます。