先日、地元横瀬町で行っているキャリア教育プログラム「はたらクラス」で、色々と喋らせていただきました。
- 今までの生き方
- 働くとは?
- 今の自分の仕事
こんな感じの話をしました。
今日は、今の自分の仕事、のところについて、もう少し補足しておきたかったので、ブログに書きます。(アイキャッチは「はたらクラス」の時のプレゼン資料の一部w)
実践での試行錯誤が今の僕を作っている
まず、僕がフリーランスとしてお金をもらってやっている仕事はこんなのがあります。
- Webサイト制作
- ライター(文章を書く人)
- カメラマン
- メディア編集長
他にも細々あるのですが、まあ、メインの仕事はこのあたり。
んでここからが重要なのですが、これらの仕事、誰から教わったこともなく、全部実践で自分で身につけたものなんです。
Webサイト制作を学んだか? 否。以前、Web関連の会社にいましたが、営業・コンサルタントだったので、HTMLやらCSSやら、プログラミングなんてぜーんぜんわかりませんw でも、wordpress使って、見よう見まねでサイトを作っていたら、いつのまにか、お客さんからお仕事をもらうようになりました。
文章を書く勉強をしたか? 否。2年半前からブログを書き始めた、それが文章を書く最初のきっかけです。ライターなんてやったことないけど、Webライターのヨッピーさんが「ライター募集!」ってSNSで投稿してたのに速攻で「ライターできます!」って飛びついて、仕事になった。ゼロ経験から、Webライター会のTOPの人と仕事できたのは、奇跡なんじゃないかって、思いますw
写真を勉強したか? 否。趣味です、完全に趣味で撮ってました。一眼レフカメラを初めて買ったのは、2年半前。そこからなんとなく、あーでもないこーでもない、って写真撮ってたら、カメラマンの仕事も取れるようになりました。
メディアを運営した経験があるか? 否。自分で勝手に始めた「ちちぶる」が最初のメディア経験ですw どこのメディアにも属したことないけど、とりあえず、自分でメディア立ち上げて運営して行ったら、メディア運営の仕事をもらえるようになりました。
これ、ぼくが器用貧乏で、なんでもできちゃうってアピールしたいんでしょ?って言われそうですが、んなこたあどうでもいいんです。
たしかに、ぼくは器用な方に入ると思います。要領を早めに掴んで、物事を進められるから。
でも大事なのはそこじゃない。全部、実践の場で試行錯誤を繰り返しまくっている、ってことです。
本質は「伝える」ということからきている
この要領がいい、っていうのをもう少しちゃんと言語化したいなって思ったんです。
行き着いたのが、ぼくは「伝える」ことがとても好きなんだと思うんです。
「これって、こうしたらわかりやすいんじゃないかな」「もう少しこうしたら、よく見えるかも」
みたいに、物事をどう伝えるか、どう相手が感じるか、そんなことを徹底的に考えるんです。
だから文章は誰から教わることもなく、「こういう言葉を使ったらもっとイメージ通りに伝えられるかな」の試行錯誤の連続だし、写真も「この構図だと結構ダイナミックに伝えられるんだなー」見たいな、試行錯誤です。
人に「伝える」ために試行錯誤を繰り返すことが、ぼくの今やっている仕事の根幹にあると思うんです。
要は、結果から逆算して手段を変えていくわけです。
とても素敵なお店だったから、多くの人に伝えて足を運んでもらいたい!というゴールから、そのためにどんな手段がいいだろうか、を考えるんです。
そうすると、文章だけじゃなく写真をどうすべきか、記事をSNSで拡散するときどんな文章だったら、クリックして記事を読んでもらえるか。
最終ゴールの「足を運んでもらう」までの導線を、ありとあらゆる方法で考えるわけです。
考えた結果、文章はこれくらいの方が読まれやすそう、写真のバランスはこれくらい。みたいな、はじめて手段が出てくるわけで。
手段を覚えてもなんの意味もない、手段は実践で身につく
多くの人はその手段を求めすぎ。「どんなタイトルがクリックされやすいんですか?」「文字数はどのくらいが良いんですか?」って、知るかボケ。
ケースバイケースでそんな答えは、天と地ほど違います。ゴールまでの手段は何万通りもあるわけで。
でも、お勉強から入ると、この手段を一つずつ学んでいく。だから、どんなのがいいんですか?というくだらない質問になる。
違うんですって、本質を見失っちゃいけないんですって。あなたは、何を伝えたいんですか?どんな思いを届けたいんですか?そのゴールを一心に見つめて、そこから手段を考えればいいんです。
これは場数があればあるほど、手段を学ぶことができます。しかも実践に近い、役に立つ手段を。だから、実践での試行錯誤が超重要。お勉強ではこうはいかん。
まずは、バッターボックスに立て。そして盛大にスイングして、失敗しろ。そうすれば、どこがダメだったか、すぐに気づけるはずだ。バッターボックスにも立たず、飛んでくる球を見極められるはずがなかろう。
僕が喋った時の「はたらクラス」の映像はこちら