お金になる仕事だけを追いかけていると、クソつまらなくなるから気をつけたい話

最近のモヤモヤ…

それは、お金になる仕事ばかりを追いかけて、自分自身がクソつまらない男に成り下がっている気がする、ということ。

独立後は「稼げる」ことがとても楽しく、自分の生産性をあげたり、直接お金に繋がることにしか、目を向けなくなっている自分に気づきました。ただ、今の自分を支えているのはただ一つ。一年前の僕が、お金にならなくても自分にしかできない価値を産み、それを発信し続けていたからなんです。

それがどうでしょう。お金になることばかり興味を持ち、「面白い!」「楽しい!」というモチベーションでできることを、かなり放棄していた時間があまりにも多かった気がします、

「あ、それってお金出ます?」って、もちろん価値を産み出すということは対価が発生することなので、価値=対価になることは当然なのですが、それにしても、そのことに縛られると、自分の本当の価値を見失うことに繋がるんだと思います。

今日は、そんな話です。

 

もらう金額が決まっていると、産み出す価値のキャップが決まる

これは人間の心理的なものでしょうか。この仕事は10万円です、と言われると、10万円を基準にした仕事になります。もちろんその金額内で、より価値を高めようと考えることはできるかもしれませんが、10万円で100万円の価値を生み出そうと考える人は少ないですよね。

でも、この「10万円で」という予算の枠を取っ払い、自分が納得行くまでその物事に打ち込むことができたら、100万円の価値もそれ以上の価値も産むことができると思うんです。

つまり、お金を「いくら」と定量的に決められることで、自分の産み出す価値に自然とキャップをかけてしまうんじゃないかと。結果、自分が本当にシビれるような良いものを作ったり、納得できるものを作ったりすることが困難になるんですよね。

ちなみに、このお金の枠にとらわれてしまうと、「お金にならない仕事」に対するモチベーションがじゃんじゃん下がり、お金にならなくてもめちゃくちゃ価値あること、を見逃す恐れが出てきます。

だから、この仕事はいくらになる…という思考から解放されない限り、新しい価値あることを産み出すのは難しいんじゃないかなって思います。

すぐにお金にならなくたって、めちゃくちゃ価値のあることを世に生み出せば、必ず何かの形で対価が帰ってきます。それは必ずしも、お金ではなく、例えば人脈だったり、露出だったり、モノだったり…生み出した価値がどんどん正当評価をされる時代になってきてますからね。

だからあんなにクラウドファンディングが流行っているんだと思うんです。得た信用をお金に変えられるサービスとして、最たる例です。

 

お金を払います、というニーズは顕在化されたニーズ

お金を払ってでも解決したい、と人が認識している課題は、すでに顕在化されたニーズです。もちろんこのニーズに応えて対価を得ることは悪くはありません。でも、とても大切なのは、潜在的なニーズを掘り起こし、自ら仕事を作ることだと思うんです。

例えば、何かの新商品が出た時に「こういうの欲しかったんだよ!」って思うときありませんか?

あれって、「こういう課題があって、こう解決したい」って、具体的にイメージしているわけではないけど、どこかで不便を感じている潜在的なニーズがあって、それを解決する商品だから、「こういうの欲しかったんだよ!」という反応に繋がるんだと思います。

こういう潜在的なニーズを掘り起こし解決する商品やサービスを作るのって、すぐにはお金にならないんですよね。その場で急いで解決したい、と思っているわけではないから。

その代わり、ニーズが顕在化していない分、競合も少ないわけで。みんな、潜在的なニーズを探るのに、そんなに労力はかけられないですからね。そこで、頭一つ抜けるアイデアや、方法を見つければ、新しい価値を世に産み出すことができると思うんです。

顕在化しているニーズは、誰の目にも明らかなニーズなんで、自分がやらなくても誰かがやってくれるんですよね。つまり価値の稀少性が低い

 

お金になることは誰でもやること、お金にならないことは誰もやらないこと

お金になることは、誰でもやるんですよ。でも、本当のイノベーションはそこにはなく、お金にならないからそんなに手間をかけられない、でも価値がある。というところにイノベーションがあるのだと思います。

要は、お金にならない=誰も手を出さない=独壇場、というわけ。

金塊を掘り当てるのも、競合がたくさん集まっているところで、必死になるよりも、敵のいないチャンスの大きいところを、時間をかけてでも掘っていったほうが良いですよね?

 

お金になるということばかりに目を向けていると、ほんとクソつまらなくなって行きます。僕はそんな男になり下がってしまうところでした…やっぱ、フリーで仕事をやっている以上、面白い!熱狂してるぜ!ってことにばかり、時間を使いたいと思います。

フリーランス1年目、学んだ大切なことの一つです。お金の話ばっかりしてすみませんでした。もう一度、熱狂している僕を取り戻したいと思います。

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