「あの人は仕事ができるよね〜」
「仕事のできる人、大好き!」
と、「仕事のできる人」という属性について会話がなされることが多いビジネスの世界。
まー、本当にこれは違和感なんですよね。「仕事ができる人」って、最初からできる天性の人、みたいなじゃないですか。
いやいや、結果的にできるようになった人なんだって。そういうことを伝えたい記事です。
「仕事ができる」は仕事を“自分ごと化”している
自分のブログで自分を讃えるのは、胸糞悪すぎますがw、大変僭越ながら僕も「仕事ができる人」と言われることがあります。ありがたいことなのですが、一方で僕のことを表現するのに「仕事ができる人」は大いなる間違いがあると思っています。
正確に表現するならば、「覚悟を決めて仕事に取り組んでいるので、仕事ができるようになった人」だと思っています。
「仕事ができる」の本質は、その仕事を“自分ごと”として取り組んでいるかどうかだけ。
仕事を“自分ごと”にするとどうなるか。自分のことだから、責任は全て自分にくる、だから全てのことに気が回り、やれることをやり尽くすわけです。
例えば、自分の家の引越しなんて“自分ごと”の代表ですね。サボって段取りしないと、めちゃくちゃ大変になるし、何もしなければ当日に引越しが完了しなくなるw
そうならないように、電気の手配は済んでいるか、郵便の転送は大丈夫か、などのマルチタスクをこなす必要性がいやでも出てくるわけです。
仕事も全くおなじ。“自分ごと”としてしまえば、細部に渡っていろんなことが心配になるんです。最悪の結末に向かわないために先回りや段取りに全力を注ぐ。結果、「よくそんなところまで気がまわるね」と「仕事ができる人」と評されるわけです。
「仕事ができる人」には誰でもなれる
で、今日一番言いたかったのは、「仕事ができる人」には誰でもなれるということ。
「仕事ができる」は結果であって素質ではないんです。先に述べたように、仕事を“自分ごと化”すれば、結果はついてくるし、他を凌駕する良質な仕事ができます。
その仕事に対して、どこか一線を置いていたり、他人事で見ている人に負けるはずがないんです。
他人の引越しと自分の引越し、どっちがちゃんと進められるかなんて明白ですよね。仕事を全部“自分ごと化”しちゃえばいいんです。
仕事の“自分ごと化”は全部じゃなくても良い
「全部の仕事をそんなに“自分ごと”にしたら大変だ!」という声も上がりそうですが、何も“自分ごと化”するのは全部じゃなくていいんです。自分のできる領域を“自分ごと化”すればいいんです。
要は、目の前の仕事にコミットする(約束する、積極的に関わる)ってやつですね。
コミットした仕事を着実に進めていけば、結果的に「仕事のできる人」になるんだと思います。
覚悟を決めて、目の前のことを取り組んじゃいましょ。いい仕事をするために。