今から2年3ヶ月前、僕はブログを書くということを始めました。
そこから、自分の人生は大きく変わっていきました。自分が思っていることを世にアウトプットし、その考えに共感してもらい、時には批判もらい。とにかく、自分の考えを世に発信するだけで、世界が格段に広がっていきました。
今、僕がフリーランスとして生きていられるのも、このブログ発信があったからだと思っています。
言語化から逃げていた日々
ただ、ここのところ、その発信がほぼできず、ヤキモキしていました。フリーになって自分の仕事が増えていくことに喜びを感じ、お金になることばかりを追っかけていたせいで、いつの間にか自分を支えていた、ブログ発信をやっていなかったわけですね…
まあ、言語化から目を背けていたんですね。その苦しみを経ずともお金になることが目先にあれば、それに飛びつく。そうやって日々を過ごしていた気がします。
そんなことを気付かされたのが、この本。元電通のクリエイター岸勇希さんの新著「己を、奮い立たせる言葉。」
自身が電通時代にTwitterでつぶやいていた、自分自身を奮い立たせるための言葉を再編して、書籍にしたものです。(今月のNewsPicksBooks)
特に自分に突き刺さった言葉は、
「言葉にする。書く。絶対に、書く。」
ですね。
思考を言語化し行動するということ
そう、言葉にすることはとにかく重要。例えば、思考っていろいろなことを考えて、解決したような気分になることが多いですが、これが結構危険。
だって、思考って、思いのほか、ホワッとしたことをつなぎ合わせているだけのことが多いから。
思考で導き出されたことを、言語に落とし込み、行動に移さなければ、その思考は無駄になるばかりです。
ここのところ、僕も思考のみが走り、それを言語化することを怠っていたなと反省しています。まあ、言葉にするのってめちゃくちゃ大変ですし、時間もかかりますからねw
でも、それが産みの苦しみってやつだと思います。
クリエイティブには、苦しみがつきもの。
いかに生産性をあげて、効率よく稼ぐか、ばかりを考えすぎて、一番大切な言語化を怠っていたのは、衰退への道だなと…
思考→言語化→アクション→継続
これをできる者が天才、とプロブロガーのタクスズキさんがつぶやいていたこのツイートでも気付かされました。
「インベスターZ」の最終巻が相変わらず最高
「100人が思いついたとしても行動するのは、その内のたった1人
そして、100人が行動できてもそれを続けられるのは、その内のたった1人
つまり、1万人のうち1人しかやり続ける人間はいない天才とは、シンプルに信じてやり続けた人」 pic.twitter.com/DgmUOf0Frv
— タクスズキ@プロブロガー (@TwinTKchan) 2017年10月23日
一万人に一人の天才は、実はこういうカラクリ。とても興味深い話で、しかもびっくりするくらい腹落ちしました。
少し、目の前の人参に気を引かれすぎていたかもしれません。
じっくり腰を据えて、本来やるべきことにしっかりと向き合いたいと思います。
ちなみに、昨日はそんなわけで、5年後の成長した自分に、今の自分へのアドバイスをしてもらいましたw
5年後の成長した自分を想像して、今の自分にアドバイスしてもらったら、
「いろいろやりすぎ、もっと腰を据えてやれ」
って言われたw
— あざみっくす (@azamixx821) 2017年10月23日
やること大過ぎ、ちゃんと腰据えて頑張れとw
はい、そうします!