ここのところ、ずっとモヤモヤしていたことがありました。
それは、稼げば稼ぐほど、自分のやりたいことはなんなのか、という自問自答に陥っていたことです。
先日、valuでも投稿したのですが、直近の収益について公開してみました。個人の価値をこの収益公開によって少しでも感じてもらおう、という狙いでしたが、この収益の中身が本当に自分にとって良いものなのか、という問いが僕の中に生まれたのです。
稼ぎが増えると「やらなきゃいけない」と思うことが劇的に増えた
モヤモヤしてるなーと思うようになったのは、自分がやりたいことだけで生きていくためにフリーランスになったのに、いつの間にやら「あれやんなきゃ」「あ、締め切りがまずい」みたいな、会社員の頃に抱えていたような悩みを抱え始めていることでした。
もちろん、自分にしかできない価値と思って、世の中にはアウトプットをしているわけですが、「やらなきゃいけない」というモチベーションほど苦しいものはありません。
独立当初は、やりたいことをとことんやろうと、ローカルメディアであったり、オンラインの事業であったり、色々と仕掛けていたのですが、気づけば目先のお金になることばかり手をつけていた自分がいます。
皮肉にも、その甲斐あって仕事は増え、売り上げも右肩上がりで増えていきました。お仕事の中には自治体の大きな案件もあり、やろうと思ってもなかなかできないものもあります。でも、それって、極論を言えば、僕でなくてもできる仕事だったりするわけです。
(もっともその仕事をどう面白くするか、というアプローチもあるのですが、少なくともゼロ→イチではないかなと)
熱狂できることは自分にしかできないこと
じゃあ、自分が本当にやりたいことってなんだろう。その問いと戦い続けてきた数日間。行き着いた答えは「自分にしかできないこと」をやることが自分のやりたいことだと思いました。
誰に指示されたものでもなく、誰かの具体的な要望でもなく、自分がこれ面白い!と心底思えるもので、熱狂できるもの。
それが「自分にしかできないこと」だと思うんです。
そう考えると、「ちちぶる」はまさに自分にしかできないこと。
こんなど田舎で、なかなかクオリティにこだわって記事を作り、コンセプトも割としっかり立っている。良いものを作っている自負があります。そして、価値があるものだと思いっています。
ただ、お金にならないwだから目先のお金になる仕事ばかり飛びついて、本当に自分が生み出していた、価値のあるものを放置してしまっていたんですよね。
目先のお金に惑わされない。価値を生み続けていれば評価される時代に
これからの時代、とても面白いです。valuやクラウドファンディング、トークンなど、今まで常識とは全く別軸で、価値が評価されるようになってきています。
必ずしもそれは、「お金」という形でなくても、価値さえ生み出していれば、それを評価し数値化してくれる仕組みで生きていけるようになります。単なる紙切れである「お金」に惑わされず、本質のかちを見極め、それを生み続けていれば、人は幸せに且つ楽しく生きていけるようになります。
そんなことを意識して、今後は仕事をしていこうと思っています。
目先の稼ぎは減るかもしれないけど、自分にしか生み出せない大きな価値、いわばゼロ→イチの価値を作っていきたい、そう思います。