ここのところ、人によく「秩父で場づくりをしたんですよね〜」なんて話をしています。
先日書いたブログでもあった通り、地域が盛り上がる鉄則の一つに「場づくり」があります。それを実現させたくて、その夢を人に話したりするんです。
で、昨日もこの話を人にしていたら、なんかしばらく前に感じた感覚と同じだなって思ったんです。
「人に言う」ことで始まったローカルメディア『ちちぶる』
2015年の夏ころ(ちちぶるを立ち上げる8ヶ月くらい前)、地元に帰ろうかなーとぼんやりと考え始めた時、友人と地元の帰って何するの?なんて話す機会があれば、なんとなく「ローカルメディアとかやりたいんだよねー」と話していました。
ぶっちゃけ言うと、実はなんとなくそれっぽいことを言っていただけで、そこまで本気でローカルメディアをやろうと思ってなかったんです(笑)。
でも、気づいたら「ちちぶる」を立ち上げ、僕の活動の主軸となりました。
そう、人に言うことで、ぼんやり描いていたものが現実になったんです。今日感じた感覚はまさにこれ。
言葉にし、人に伝えると、どんどんイメージが鮮明になっていく
なぜ、人に伝えると物事が実現するのか。それはとてもシンプルで、3つのポイントがあると思います。
1つは、「人と会話をすることで、イメージがより鮮明になっていく」から。
「場づくり」をしたいって、人に話せば、「どんなとこでやりたいの?」とか「どうやってマネタイズするの?」と言った質問をいただけます。
その質問に向き合えば向き合うほど、やりたいことのイメージが実現可能なものになっていくんです。
「こんな場所で、だいたいこれくらの土地代かな、賃貸ならいくらで借りられそうだから、今の仕事の収入でなんとかなるか」みたいな感じで、細部にわたって、考えを巡らせることができます。
2つ目が、「人に話すと周りが動く」です。
やっぱり人に知ってもらうって大事ですよね。「ちちぶる」の時も、前職でお世話になった先輩にふとローカルメディアやりたいって話をしていただけで、最終的にサイトを作るサポートをしていただき、一気に「ちちぶる」を立ち上げることができたんです。(ちなみに「ちちぶる」は一日で作ったんですよw)
自分のやりたいことを人が認識してくれることで、「あ、そういえばあの人、こんなことやりたいって言ってたな」と情報や人が集まったりするものです。
物事を実現化させるためには、自分だけじゃなく他人にも動いてもらう、これが一番効率良いわけですね。
そして最後が、「人に話せば後には引けなくなる」です(笑)
いや、実際これとっても重要ですよ!やっぱり口に出した以上はやり遂げたいじゃないですか、口先だけって思われたくないじゃないですか(笑)
だから、人に話すんです。人に話して、自分を追い込む!そしたら、重い腰も上がりやすくなります。
「思う」だけでなく「言う」ことで夢は現実に
すっかり有名なった、北海道の植松電機専務のスピーチ動画。こちらの動画では、「思うは招く」と話していて、とてもとても感動した動画です。
そして僕が思ったのは「思うだけでなく言う」ことで招くことができるんじゃないかなってことです。
思って、言って、動く。そのサイクルが夢を現実へと変えていくんじゃないかって、そう思うんです。
そんなことを直感的に思った新年早々の日でした。
だから、僕の「場づくり」という夢はおそらく実現すると思います。楽しみだなー